夏の甲子園

いよいよ夏の高校野球が始まりました。

私こと婆ダムA子の家から甲子園球場までは車で20分ほど。
外野席は無料なので、主人と一緒にしょっちゅう足を運んでおりました。

夏の甲子園といえば、忘れられない思い出がございます。
昭和61年、カゴッマの代表校として鹿児島商業高校が出場した68回大会のことです。

当時の鹿商の監督さんが、主人と野球絡みで深い縁がございまして
早速、宿泊先へ激励に参りました。

その際、甲子園で勝ち進むと、選手の家族は宿泊先に苦労すると聞いておりましたので
うちの家を自由に使って欲しい旨を伝えました。
というのも義父母が亡くなって、隣りの棟(むね)が空き家になっていたのです。

「ンニャンニャ! モウ初戦デ負クット ゴアンガー。心配ナカヨ」
   訳:いやいや、初戦で負けますから。心配いりませんよ。

監督さんに、欲がなかったのがよかったのでしょう。
鹿商の持ち前である伸び伸び野球で
甲子園常連校の松商学園を8−4で破って、みごと一回戦勝利!

試合終了後、早速、選手の家族十数名が隣りの空き家へとやって来られました。
皆さんとは初対面でしたが、そこは同郷のよしみ、すぐに打ち解けて
4日後の二回戦では選手の家族の皆さんと、手を取り合っての応援です。

二回戦は県岐阜商に快勝!そして2日後の三回戦も前橋商に圧勝!
その頃になると、隣りの空き家は30余名になっていて、とっくに定員オーバーでしたが
みんな寝ることも忘れて、鹿商の快進撃に夢中でした。

さあ、いよいよ次は準々決勝です。
対戦相手は甲子園の地元の兵庫代表で、優勝経験もある強豪の東洋大姫路高校。

「今ン鹿商ナラ、負ケハシモハン!」 訳:今の鹿商なら絶対に負けない!
 「ジャット!ジャッド!」       訳:その通り!

そうは言っても大会屈指の長谷川滋利投手(のちにオリックス→大リーグ)を要するチームです。
内心、一抹の不安がありました。

しかしそんな不安をよそに、鹿商が東洋大姫路を3−1で撃破したのです!
その夜は更に10名ほどが加わって、甲子園の興奮がそのまま我が家へと移ってのお祭り騒ぎ。

「明日ン準決勝モ、負ケハシモハン!」  訳:明日の準決勝も絶対に負けない!
「コンママ鹿商ガ カゴッマデ、ハッメン優勝ゴアンド!」 
  訳:このまま鹿商が鹿児島で初めての優勝だ!
「チェスト イケッー!」    訳: それ行けッー!
「キバレ鹿商!」        訳:頑張れ鹿商!

結局、翌日の準決勝でその大会の優勝校となった天理高に敗れてしまいましたが
甲子園のアルプススタンドで、白球を追いながら
選手の家族と共に笑い、喜び、泣いた熱い夏は、今も珠玉の思い出です。

そしてこの季節になると31年前のあの興奮が甦り、血潮が騒ぐ婆ダムA子なのでございます。

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今年は99回大会。カゴッマ代表は神村学園、キバイヤンセヨー!


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