七夕

今日は7月7日、七夕でございます。🎋
私こと婆ダムA子にとって、七夕はいくつになっても待ち遠しい行事のひとつです。

カゴッマでは、ひと月遅れの8月7日に七夕を祝っていました。

まだ戦争が始まる前の平穏だった時代のこと。

我が家では、七夕には家族みんなで笹飾りをして、素麺とスイカを食べるのが習わしでした。🍉
当時、特にスイカは、年に1、2度ぐらいしか食べられない貴重品。
私だけでなく、兄姉たちもスイカは大好物です。

「同(オナ)ッ 大キサィ 切ックイヤンオー!」 訳:同じ大きさに切って頂戴よ!

切り分ける母にとっては重大任務。
物差しまで飛び出して、それはもう七夕の一大イベントでした。


スイカといえば、もうひとつ、忘れられない思い出がございます。

ある夏、山向こうの農家のおじさんが、うちのコエをもらいにやって参りました。
当時、農家の人が定期的に各家を回って、作物の肥料にするため
便所のコエ(肥やし、糞尿のこと)をもらいに来るという風習がありました。

便所の床下を開けて、大きなひしゃくでコエをすくって、肥樽に入れていきます。
それから牛に引かせた荷台にうちの肥樽を置くと
おじさんはいつも決まって、お礼に芋や野菜を置いていってくれました。

「今日(キョ)ハ ナヨ クイヤッドカイナァ」  訳:今日は何をくれるのかなぁ。

そんなことを思いながら、じっと見ておりますと…

「嬢チャンナ、イッデン ヨカフイ見チョイヤッナァ 。今日(キョ)ハ、コヨ アゲモンソ」
  訳:お嬢ちゃん、いつも真剣に見ているねぇ。今日は、これをあげようかね。

そう言って、おじさんが差し出してくれたのは、なんとスイカです!

七夕でもないのに、スイカが食べられるなんて!!


さて夕食後、家族全員がスイカの前に集まって、固唾を吞んで母を見守ります。

でもその日は母の手元が狂い、大きさがまちまちに…。

イケンシタモンジャロカイ??    訳:どうしたもんだろう??

すると母いわく

「コヤッノ オ礼ジャッデ 一番(イッバン)ドッサイ 出シテタモンガ、一番(イッバン)フテ スイカジャロ」
  訳: コエのお礼だから、一番たくさん出していた者が一番大きいスイカだろう。

「ソン通イジャ。アタイタッガ コヤッデ 太ナッタ スイカジャッデ」
  訳: その通り。私たちのコエで育ったスイカなんだから。

兄姉たちの声…というかコエ…に負けて、末っ子の私は一番小さいスイカに…。

「アタイジャッデン 兄サン姉サンニ負ケンゴ ドッサイ出シタトコイナァ…😤」
  訳:私だって、兄さん姉さんに負けないぐらいに、どっさり出したのになぁ。


あれから随分と月日が流れましたが、今年の七夕もスイカ🍉は欠かせない婆ダムA子でございます。


私が作った 七夕飾り🎋と願いごとです。





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今年の七夕、奮発して大きなスイカを買いました!
…が、昔も今もスイカは高価でございます…😅



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