銀シャリの味

私こと婆ダムA子は、昔のことよりも最近のことの方が忘れがちでございます。

昨日買ったのに、翌日また同じモノを買ってくるのは日常茶飯事で
この前も冷蔵庫の中に、いつの間にかヨーグルトが4パックもありました。
もちろん私が買ったのでしょうけど、う~ん、記憶にございません…。
でも冷蔵庫にはちゃんと入れてあったので、「まだボケてない」と思うようにしております。

「食べたい!」と思ったモノは、つい買ってしまう習性があって
戦時中の食料難の時代に育ったことも影響しているかもしれません。
 ※ただの食いしん坊なだけかもしれませんが…。


戦時中といえば、あの頃は、みんながお腹を空かせておりました。
当時は雑草や芋の葉っぱが主食、白飯は銀シャリと言って、もうもう特別なごちそう。
もちろん我が家でも滅多にお目にかかることはございません。

しかしある日、白米が手に入ったとかで
食卓に銀シャリが盛られたのです!
でも家族で分けると、ほんのふた口ぐらいしか頂けません。

モット銀シャリガ、食ベタカァーーー!!

当時、私は12歳、末っ子といえども、さすがにそんな我が儘は許されません。
でもどうしても食べたくて、よからぬ悪知恵を思いついたのです。

「イタイッ! サカナン骨ガ喉二刺サッタァー!」

あの頃は魚の小骨が喉に刺さったら、ご飯を丸呑みして小骨を取るのが習わしでした。
骨など刺さっていないのに、白飯食べたさにウソをついたわけです。

「それはいかんねぇ。お母さんのを丸呑みしなさい」 
 ヤッタァーーー!

内心小躍りしながら母からもらって、一口!
ウンマカーーーッ!!

でも神妙な顔をして言います。
「マダ、取レン~」

更に母からもらって、もう一口。 
ヤッパイ、ウンマカーーーッ!!!

そんな私を隣りにいた姉が、不審な目でジロジロ…そして…
「A子チャン、丸呑ミセンデ、歯デ噛ンジョルヨ! ホンノコチ、骨ガ刺サッチョンノ?」
  訳:A子ちゃん、丸飲みしないで、歯でかんでるよ!本当に骨が刺さってるの?

結局、私のウソは姉に見破られてしまい、家族から非難の嵐。
でも母は自分の食べる分がなくなったのに、ひとりニコニコ笑っておりました。

オカアサン、アントキハ、ホンノコチ、ゴメンナサイ…。
ジャッドンアン味ハ、今マデ食ベタ銀シャリノ中デ
一番、ウンマカッターーァ!!
ヤッパイ お母サンノ 愛情ガ、イッパイ詰マッチョッタカラ…。
訳: お母さん、あの時は、ほんとにごめんなさい。だけどあの味は今まで食べたご飯の中で一番、美味しかった! やっぱりお母さんの愛情がいっぱい詰まっていたから…。

ちなみに今は、喉に魚の小骨が刺さった際、ご飯を丸呑みすると
かえって悪くなったりするので、ダメとのこと。
指やピンセットで抜いて、難しいようなら耳鼻咽喉科に行くのがよいそうでございます。
(消費者庁のホームページより)

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こちらの本にも、ご飯の丸飲みは絶対に避けるように!と書いてありました💦

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